大人な彼  作:Non

ある9月の夜、友達と遊んでいたら、そこに族車が一台・・二台・・・「あれ?」と思っているとそこにもう一台・・。「同じ車??なんだ??」と友達Mちゃんと目を合わせニヤケた私達だったけど、中でも一番車に詳しい友達のAちゃんは「○○○じゃん!カッコいい!!」


そう、私とMちゃんは他に来た車は知ってたけどその車は知らなかったのだ。そして、そのまま何処かへ行ってしまったが、音は聞こえたままだった。

「これから何かあるのかね」なんて話しながら遊んでいると、どの位経った頃だろうか、その車たちが私達の所へ戻ってきてナンパが始まった・・。

まずは決まり文句の「何処から来たの?いくつ?」そして私達の答え「横浜ー、中2・・」

すると「えー!中2??高校生かと思ったぁ・・・。何してんの??」「遊んでるー。いくつなんですか?」の質問に19・20・21歳・・中には23の人も・・・。

そのままそこで皆と話しているといつの間にか終電がなくなってる時間だった。でも、私達は歩いて帰る、朝帰るなんていつもの事。気にもしないで楽しく話していると、「送って行ってあげようか」と言ってくれたので送ってもらう事にした。

が、車は5台私達は4人。「どうやって乗るんだろう」と話しながらいると、「どれに乗りたい?」と聞いてくれた人もいたけど、「乗っていいよ」と、声をかけてくれた人もいて、・・・私は話しをしていて一番気の合ったM君(一番年上の23歳)が呼んでくれたから、思わず呼ばれるままに乗せて貰い、車の詳しいAちゃんは一番のイケメンK君の車(Aはいつもイケメンに好のまれる)。そしてMちゃんとTちゃんもそれぞれ乗せて貰い、出発・・・。


私はその頃、夜の仕事をしていたから年上の人との会話はそんなに苦ではなかったけど、中2の私、さすがに車の中で二人きりと言うのは妙に緊張したのを覚えている。

だけど、そんな私を察してか、楽しい話を次々にしてくれたM君・・、それに走りながら皆、横並びになったり、信号止めしたりワイワイ騒いでいると、「どっか行こう」って言う事になり、いつの間にか緊張すら忘れていた私。そして、どの位走っていたんだろうか・・その人たちの地元にも連れて行ってもらい、そこにあった喫茶店で朝を向かえてから送って行ってもらった。

次に日私とAちゃんは昨日の事を話していた。「M君てどう思う?」の質問に私は「楽しかったし、良い人っぽいから気にはなってるけど、連絡先とかも知らないし、ナンパだ。その場限りで、恋には発展しないよ・・・。」と言うと、友達のAちゃんが「私K君と付き合う事にしたの。でね、今日K君と会うの」「え??マジ?」の、後に言葉が続かなかったら「でね、M君が○○(私)も一緒なら来るって言ってるけどどうする?」と聞かれ、気になって仕方なった私はもちろん「行く」との返事・・。そして再会、又楽しい時間が始まった。

車の中での会話も弾んでいると、突然黙り込んだM君が「年の差はあるけど良かったら付き合って欲しい」と告白してきた。誘ってくれた事と、Aちゃんが付き合ったと聞いたのとで、心の中では期待をしていたけど、実際に、告白されると悩んでしまった。なぜなら仕事の事があったからだ。そして、私はM君に「夜の仕事は辞められないけどそれでも良いなら」と言うとM君は受け入れてくれた。


交際が始まって、いろんな所へ連れて行ってもらったし、いろんな事も学んだ。今迄に、経験したこと無い事ばかりで、本当に幸せだった。

でも、中2の私は学校を潰しに行くとか、喧嘩、先輩達と溜まりったり、まだまだ子供。この年の差はやっぱり無理があったのかな??10か月しか持たなかった。

自分から「サヨナラ」したのに、思い出はかなり大きく長い事引きずった私。

その後・・中学を卒業する頃に一度、家まで来てくれて「やり直そう」って言ってくれたけど、やっぱり無理だった。思い出は今でも大事に心の中に。





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